ファンの皆様へ
いつもdelaを応援いただきありがとうございます。
まずはじめに、私は今日まで8年間、謝罪も説明もお願いも意見交換も常にファンの皆様とは「直接の対話」を通して行ってまいりました。今回、このような文書でのお願いとなってしまった無礼をお許しください。
さて、本来であれば2020年5月1日は皆様と「dela20thLIVE Zepp Nagoya」で楽しい時間を共有していたはずでした。残念な気持ちは言葉ではとても表せませんが感情は一旦傍に置きまして皆様にお願いがございます。
現状、お申し込みいただいた上記LIVEチケットのうち特に1万円のチケット数十枚の払い戻しが完了しておりません。そして多くの方から「キャンセルはしないからそのままdelaの運営に役立ててほしい」とのメッセージをいただいております。
このコロナ禍でイベントのできない中、大変ありがたいお申し出であります。
お気持ちだけは大切にお受け取りいたします。
ですが、週刊プレイボーイ様のインタビューどおり弊社は会社としての総売上こそ半減しているものの、イベント・握手会・CD販売以外の出演料はまだ確保できております、これは日ごろから握手会での収入に頼らずdelaメンバーの個人的な活動を促進し、彼女たちも努力を重ねてきた結果でもあります。決して楽観できませんがdelaの窮状は実はまだ先なのです。
そこで、ご提案です。
どうか皆様のその大切なお金を日々最前線でコロナウィルスと闘っている医療関係者の皆様や、その周りの方々、売上の目途が未だ立たないLIVE HOUSE、飲食店、お花屋さん、宿泊業、その他困窮している業種、そして厳しい経営状況にさらされている地元のアイドルグループがあればその方々の応援のために、今は役立ててはいただけないでしょうか。
コロナ終息に向けての資金として、また日本のアイドル文化の灯を消さないようにお願いしたいのです。
皆さんに元気を届け続けている日本のアイドルグループ2,500組のうち、コロナによって消滅させられたグループなどあってはいけないと思います。
我々はまだ大丈夫です。頑張っているdelaのメンバーや、誠実さを持って業務を遂行している社員・スタッフを拙速に切るようなことはないとお約束いたします。
近い将来またファンの皆様と一緒にLIVEを楽しむ時が来たら、精一杯delaを応援いただき、その時は1枚500円のブロマイドを少しだけ余分に買っていただければ嬉しく思います。
まだこの戦いは続きます、どうか皆様、ご無事で、そして笑顔で再会できますように。
2020年5月1日
(株)mdm代表取締役 兼delaプロデューサー 中村浩一
払戻し手続きは、ローソン・ミニストップ店内のLoppiで行って下さい。※詳しいLoppiの操作方法は